2月研修会 田中けんじさんに京都の未来を語って頂きました

2月20日(土)、ひと・まち交流館において第109回目の研修会を開催しました。講師は京都府議会議員であり、当会会員でもある田中けんじさん。現在進行中のコロナ対策の取り組みや、京都府そして京都市の課題について率直に、分かりやすく語って頂きました。

現状ではトップダウン型になっている地方行政のあり方を、府民・市民を主役とするボトムアップ型にすることで京都の未来が拓けるというお話が新鮮でした。府民・市民対応の窓口、区役所、地域包括支援センターなど直接に住民の声を聞いている現場を重視し、その声を受け止めるために役所の本庁や幹部職員があり、その最後の受皿として知事・市長がいるという、逆ピラミッド型の組織をイメージし、意識を変えることの大切さを訴えられました。お話のあと、たくさんの質問がありましたが、一つ一つに丁寧に答えて頂きました。

私たち市民の声を行政に反映するためには、投票に行くことはもちろんですが、議員の皆さんと積極的にコミュニケーションをはかる必要性を感じた研修会でした。詳しい内容は会報4月号で報告します。お楽しみに。