朗読、気功、書初めで1年を和やかにスタート

1月の研修会は会員の交流を兼ねた和やかな〈集い〉の場を企画、1月25日、ひと・まち交流館京都で行いました。今年は「朗読会」(中嶋やすき・芙美江さんご夫妻)、「体と心にやさしい気功」(竹山幸江さん)、交流会(「書き初め・・今年の漢字一(ひと)文字」)の三部構成です。。

1.朗読会

中嶋芙美江さん(高槻の「語り部の会」所属)が、柔らかい語り口で、京都にゆかりのある日本昔話から『蛸薬師』(蛸が薬師如来に変わったという「蛸薬師堂(栄福寺)」の由来になった話)と『蟹満寺の話』(親子の危機を救った蟹の話で蟹満寺(木津川市)の名の由来となる)の2つの昔話を朗読していただき、ご主人のやすきさんは、長谷川伸作『名人巾着切』を俳優として鍛錬した力強い声で、江戸庶民の人情味溢れる日常を朗読していただきました。

2.気功「体と心にやさしい気功」

竹山幸江さんが講師となり、気功の一つ一つの動きの意味と所作を教わりました。現代人は、いつも体に力を入れて、時間に追われて過ごしています。普段の生活の中で力を抜いてゆったりと過ごすことの大切さを、気功の所作を通じて学びました。体がゆるむと心もゆるみます。心がほっとすると体もほっとします。気功は、このゆるみの感覚をとても大切にしています。いらだちがつのる日常には、気功の所作を行なってください。体をゆるめて自然治癒力や自己免疫力を養いましょう。

3.書き初め・・「今年の漢字一文字」

参加者全員で書き初めを行ない、漢字一文字に込めた思いを1分間スピーチで伝えました。

それぞれ一文字に参加者の皆さんの今年にかける希望と決意を感じました。

会員の皆様の今年一年のご活躍とご健勝を祈念して、交流会を終了、懇親会場へ向かいました。