11月研修会、地域包括支援センターの実際について学びました
11月20日(土)、ひと・まち交流館において第114回の研修会を開催しました。講師は京都市日ノ岡地域包括支援センターのセンター長、堀田晃平さん。
2006年の日ノ岡地域包括支援センター(京都市山科区)創設から関わってこられた堀田センター長のお話は具体的で分かりやすいものでした。センターで取り組まれている仕事内容を丁寧に紹介して頂きました。特に、今求められている「地域包括ケアシステム構築のため必要とされる事業」として
・地域の他の事業所として協働して「認知症サポーター講座」を開催
・介護保険以外のサービス事業所を多数動員しての「生活まるごとお役立ち展」の開催
・地域の防災訓練に参加し、避難行動要支援者の実態把握
・「かぎ預かり事業」の実施
などに取り組まれているとのことです。日ノ岡地域包括支援センターを核として高齢者を支援する地域活動が活発に行われているようで、住民にとって身近で頼りがいがある存在になっている様子がうかがえました。
講演のあと数名ずつのグループに分かれて、それぞれが感じている地域包括支援センターについての疑問や意見を話し合い、発表しました。
当会では2012年に「京都市地域包括支援センター聞き取り調査」を行いましたが、今年度の事業計画として第2回実態調査を予定しています。研修会終了後、その調査実施に向けての話し合いを行いました。
研修会および打ち合わせの詳しい内容は会報12月号でご紹介しています。ご覧ください。