4月研修会 介護保険法の改正について学びました

4月17日(土)、ひと・まち交流館において第111回の研修会を開催しました。講師は京都府 健康福祉部 高齢者支援課の課長である杉本圭哉さん。介護保険制度の設計をする「国」と、介護保険制度の運営にあたる「市町村」との間にある「都道府県」は、保険者である市町村への支援や介護事業所の指定・指導、介護・福祉人材の育成にあたっています。京都府の担当者である杉本さんからは、大きな仕組みとしての介護保険制度そのものと、具体的な中身について分かりやすくお話しして頂きました。

2021年度からスタートする第8期介護保険制度の主な改正内容として
1.感染症や災害への対応力強化
2.地域包括ケアシステムの推進
3.自立支援・重度化防止の取組の推進
4.介護人材の確保・介護現場の革新
5.制度の安定性・持続可能性の確保
の5つをあげられ、それぞれの取り組みや介護報酬の改定について紹介されました。

お話のあとにはグループに分かれて今日お聞きしたお話の感想等を話し合いました。40歳以上なら払っているはずの介護保険料だが給料や年金からの天引きなので自覚がない、もっと使われ方を知る必要がある、またこのように学ぶ機会がほしいという声がありました。くわしい内容は会報6月号でご紹介します。お楽しみに。

研修会資料を講師の杉本圭哉氏ご了解のもと添付しています。ご覧ください。
第111回研修会資料 20210417