11月研修会 山田尋志さんと在宅サービス・施設のあり方を考えました
11月21日(土)、ひと・まち交流館において第108回目の研修会を開催しました。講師は社会福祉法人リガーレ暮らしの架け橋理事長、地域密着型総合ケアセンターきたおおじ代表の山田尋志さん。京都市老人福祉施設協議会会長、京都地域密着型サービス事業所協議会会長、厚生労働省福祉人材確保対策検討会委員その他の公職を多数歴任されてこられた講師は、今後の在宅サービスや施設のあり方について示唆に富んだお話を展開されました。
2040年、団塊の世代が90歳以上になり多様性と格差の時代に突入することは避けられない。そこからさかのぼって、それぞれの地域を安心な住みやすい地域にするために、「今」どのような取り組みをすべきかというダイナミックなお話でした。在宅3本柱(通所介護・訪問介護・短期入所)が相乗効果を発揮できるような仕組みづくり、多機能型拠点の開発が望まれること。地域拠点型特養の提案は、現在上京区で取り組まれている内容でもあり、これからの可能性を感じることができました。
講演の終了後、それぞれが在宅サービスや施設について感じていることをグループワークで話し合いました。詳しい内容は会報12月号でご覧ください。